オオトラツグミ

オオトラツグミは、奄美大島だけに生息する固有種で、国指定の天然記念物、環境省の絶滅危惧種に指定されている。この鳥は、森林伐採などの影響で幻の鳥と言われ、絶滅が危惧されていたが、2017年に園内でも生息が確認され、近年は森林の回復などにより数が増えてきているものと思われる。全長は雄33cm程度、雌26cm程度でツグミ類の中で最大。雌雄とも同色で、黄褐色の地に黒色の三日月形のはん点があり全身が虎の模様に似ているのでトラツグミの名前がついている。夜間谷間を下り、山麓の水田などでミミズや昆虫などを食べ、早朝の薄暗いうちに山頂付近に移動するといわれる。

データ

学名:
Zoothera dauma major
目名:
スズメ目
科名:
ツグミ科
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