イボイモリ

イボイモリは、奄美大島・徳之島・沖縄島・渡嘉敷島に分布する鹿児島県指定の天然記念物で、環境省の絶滅危惧種に指定されている。全長15㎝前後、全身黒褐色で、わずかに肛門まわり、足の裏、尾の下側に赤色もしくはオレンジがかったまだら模様がある。主に森林内に生息するが、森林に接する農耕地や林縁でも見られる。夜行性で、昼間は落ち葉、朽ち木、石等の下に潜む。雌は2~6月に水溜りの水際で産卵。幼生は水中でしか生きられないが、主に幼体から成体にかけては陸上で生活する。

データ

学名:
Echinotriton andersoni
目名:
有尾目(ゆうびもく)
科名:
イモリ科
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